平成14年4月25日

Bフレッツについて

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 浜松市の環境ではCATVも普及し様々な接続サービスが利用可能になってきました。その中でブロードバンド市場の拡大に伴い、NTT西日本は回線提供業者として、フレッツサービスを提供しています。現在はISDN、ADSL、そしてブロードバンド市場の本命である光ファイバに対応した「Bフレッツ」という回線提供サービスを開始しました。そこでフレッツサ−ビスとは?ブロ−ドバンドとは?高速インタ−ネット回線はどれが良いの?と個人的な見解も含めてNTT西日本が提供する「Bフレッツ」について紹介したいと思います。

1.NTTのフレッツサービスとは?
  NTT西日本が提供するインタ−ネット定額アクセスサ−ビスのことです。個人向けにISDN(国内仕様)を使った フレッツISDN、従来からの電話回線を使ったフレッツADSLそして光ファイバーを使ったBフレッツの3種類提供され ています。
  回線の種類により回線提供サービスが異なります。
 サービスの内容は表2を参照してください。

(1)フレッツISDNとは?
  フレッツISDNは、ISDN(integrated services digital network)デジタル通信の国際標準規格ではあるが、一般的にはNTTが提供している「INSネット64(第1種統合ディジタル通信サービス)」という電話 回線サービスのことを指しDSUやTAなどの機器が国内仕様になっている。1988年4月にINSネット64を、1989年6月にINSネット1500を開始し国内仕様になっている。このISDNを利用した常時接続サービスの事です。

(2)フレッツADSLとは?
  フレッツADSLは(asymmetric digital subscriber line)従来から普及している電話回線(銅の電話線)を使って高速データ通信を可能にする通信方式の一つ。電話局から利用者宅方向(下り)と逆の方向(上り)の通信速度が非対称(asymmetric)のxDSL方式なのでADSLと言われています。音声伝送用の 300〜3.4kHzの帯域より高い、4k〜2.2MHzの帯域を使ってデータ通信を行う国際規格になっています。この規格を使った常時接続サ−ビスが「フレッツADSL」です。NTT以外に独自にADSLサ−ビスを提供する会社もあります。機材としてはスプリッタ、ADSLモデムが必要です。

(3)Bフレッツとは?
  自宅に光ファイバーのケーブルを引き込み地域IP網と利用者間を最大10Mbpsまたは100Mbpsの回線速度 でつなぐインタ−ネット専用の回線サ−ビスです。他のフレッツISDNやフレッツADSLのように、電話に よる音声通話は現状ではできません。(可能になる予定?:工事関係者談・・)機材としては光ケーブ ルからインサ−ネット(LAN)に変換する回線終端装置が使われます。
 「ブロ−ドバンド・・・」と騒がれていますが、高速インタ−ネット回線の本命であると言えます。Bフレッツが日本の高速インタ−ネット回線のインフラの遅れを取り戻してくれると思います。


2.NTT以外の常時接続サ−ビス
  静岡県浜松市の現状からみると恵まれている方だと思います。元々プロバイダであるTOKAI(株)が静岡県を縦断する形での光ファイバ−敷設しNTTより安価で高品質にADSLサービスを提供しています。
  その他に浜松市ではテレビはままつ(浜松ケーブルテレビ株式会社)が提供するケ−ブルテレビ(CA TV:community antenna television system又はcable television)のインタ−ネット常時接続もありま す。CATVインタ−ネットでは、番組表をインタ−ネットのホ−ムペ−ジで観てテレビ番組を選び番組を みる事が可能です。新造語(アメリカのニュ−スにて)インタ−ネットをやりながらテレビをみる人た ちの事、行為を「テレウェ−バ−」と言うそうです。アメリカの方がケーブルテレビが普及しているの でそう言う現象がおこるのでしょう。

3.ブロ−ドバンドとは?
  ブロ−ドバンド(broadband)とは、データ転送に使う周波数帯域の幅が広く高速、大容量のデータ転送に用いる周波数の下限と上限の幅をバンド幅のことを言いますが、高速インタ−ネットの代名詞のよ うに使われています。
  速度に関する定義はありませんが、ADSLやCATV、光ファイバーなど、1Mビット/秒以上の回線をブロードバンド回線と呼ばれています。米国連邦通信委員会(FCC)では、片方向の通信速度が200kbps以上 のものをブロードバンドと定めているそうです。日本の現在の状況をみて解るように1Mbps以上の速度がでる通信回線を指しています。常時接続サ−ビスのほとんどが一応ブロ−ドバンドに該当します。
  その中でもずば抜けて高速な回線・・・といえば、Bフレッツの100Mbpsが一番高速なブロ−ドバンド回線と言えます。

4.Bフレッツの展開
NTTのBフレッツの展開方法は試験エリアにてエリアの市全域にサ−ビスを展開し最初はビル単位、次にその周辺・・・ というやり方です。その次に制令指定都市等の大都市へ展開、次は各県の県庁所在地、人口30万人以上の都市でサ−ビスを順次展開し2003年度には県庁所在地級都市、2005年には市政施行都市全てで利用が可能なよ うに優先順位が決められて進められているそうです。どんどん普及し回線価格も安くなってい く傾向があるのでどんどん普及していって欲しいものです。

敷設条件として「30加入程度のまとまった実需が出た光配線ルート単位にサービス提供することとします。」という敷設条件があるので待たされる事があります。

5.サ−ビス地域の確認
Bフレッツの対象地区に入っているかを電話番号を入力して確認します。

  URL http://www.ntt-west.co.jp/ipnet/ip/bflets/entry_form.html

  「市街局番」「市内局番」「お客様番号」と入力、希望するサ−ビスタイプを選択しホ−ムペ−ジ上の「送信」ボタンを押すと自分の住んでいる所がサ−ビス対象エリアになっているかが確認できます。

  一覧で観て確認するには次のURLで確認します。
静岡県のBフレッツのサービス提供区域(ピンポイントエリア)

  URL http://www.ntt-west.co.jp/ipnet/ip/bflets/area/sizuoka.html

  まとまった希望者数に達した地域からBフレッツのサービスを提供していく地域の事をNTT西日本はピンポイントエリアという用語で言っています。 現時点で対象地域に入っていなくても今後対象地域は広がり随時更新され ます。自分の住んでる地域が対象地域に入るかは定期的にチェックをする必要があります。(表4)

6.敷設時の建物確認事項
  一戸建て、集合住宅やマンション等で集合住宅(マンション等)のオーナーや管理組合様から、次の条件の確認および承諾が必要となります。
(1) 光ファイバの引き込みが可能であること
(2) 宅内まで光ファイバを引き込むためのルートが確保されていること
  ※ 確認および承諾が得られた場合であっても、建物の構造等により、光ファイバの配線工事ができない場合は、サービスの提供ができない場合があります。
  自分の所を工事する時はCATVの時と同じくエアコンのダクトを通す穴を利用してケ−ブルを外から宅内へ通しました。
  物理的な配線は、宅内に光ファイバーを引き込み、メディアコンバーターを介して、一般的なLAN(Ethernet)に変換、パソコンにLAN接続することになります。

7.申し込み
  申し込みは次のURLで受け付けています。

  URL  http://www.ntt-west.co.jp/ipnet/ip/bflets/top.html

  ここで申し込むのは「Bフレッツ事前登録」というものです。ピンポイントエリアである程度、まとまった事前登録がとれたエリアから契約書を郵便で送ってきます。あくまでも仮の申し込みと思って下さい。あと、電子メ−ルにて「件名『【NTT西日本】Bフレッツ事前登録について』」というメ−ルでがきます。
  電話での申し込みはフリ−ダイアルの0120-111701です。
  契約書が届くまで何週間かかかり、工事もそれから何週間かかかります。土日工事がOKなので、自分は休日に工事してもらいました。その他にBフレッツの申し込みの前にBフレッツに対応しているプロバイダと契約してプロバイダに入っておく必要があります。そうしないと「回線きても通信できず・・」 状態で何週間か過ごす羽目になります。現在加入しているプロバイダがBフレッツに対応したかをプロバイダのホ−ムペ−ジで確認する必要があります。
 

8.プロトコル
  利用にはBフレッツに対応したプロバイダーに加入し、「PPPoE」というプロトコルを使い接続します。
 このプロトコルに標準対応しているのは、WindowsXPからなので、Windows95/98/Me、NT4.0、2000のOSを 使っている人は、NTTの方からプログラムの入ったCD-ROMを送ってくれます。回線が自宅に引かれても使い始めるにはプログラムが入ったCD-ROMを待つかWindowsXPをインスト−ルするかして「PPPoE」に対応しなければなりません。そうしないとインタ−ネットに接続できません。
  PPPoE(Point to Point Protocol over Ethernet)とは、インターネットへのダイヤルアップ接続で最も一般的に使われているPPPの機能をEthernet上で使うためのプロトコルのことです。
  PPPは電話やISDNなどの1対1の通信で利用されていますが、それをEthernetでも利用できるようにしたものです。ADSLなどEthernetを使ってユーザー認証などが必要なサービスで使われています。Bフレッツもこのプロトコルを使ってプロバイダにアクセスしています。

9.OSの選択
  パソコン一台だけの接続ならWindows95でもWindows98SEでも良いと思います。しかし、せっかくの常時接続で高速通信環境が手にはいったのでインタ−ネット接続を共有して自宅のパソコン全部をインターネットへ繋げる事にしました。ハ−ドウェアを変更したら再度認証しなければならない悪名高きOS、ユ−ザ−泣かせのOSのWindows XP Professionalを使う事にしました。理由はハ−ドウェアの変更があま り無いと思える(いじらないと思う)用途である・・・・標準で「PPPoE」というプロトコルに対応している・・・購入したが使っていなかった・・・・等の理由でWindows XP Professionalを使いインタ−ネット接続の共有(ICS:Internet Connection Sharing)で前回はWindows 2000 Professionalを使い浜松ケーブルテレビ(CATVインターネット)の共有をおこないましたが、今回はBフレッツベ−シックの回線を同じようにインタ−ネット接続の共有をおこないました。

2002年2月25日         浜松基地 パソコン部 研究係(兼務)  兵ちゃん