平成 15年 1月 24日

浜松ケーブルテレビ株式会社のケーブルについて
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 浜松ケーブルテレビ株式会社は、浜松市で唯一のケーブルテレビ局です。兵ちゃんの研究室の引越に伴いケーブルテレビ(CATV)も引っ越すことになり、浜松ケーブルテレビ株式会社で使われているケーブルの基準について知る機会があったので、ケ−ブルテレビを導入や共聴工事等の参考にしてください。

1.ケーブルの種類
  ケーブルで使われているのは、同軸ケーブルです。同軸ケーブルにも抵抗により、無線機等で使われる50Ωケ−ブル、テレビ等で使われる75Ωケ−ブルとあり、テレビ浜松のケ−ブルは75Ωケ−ブルが使われています。

2.ケ−ブルの識別について
  ケ−ブルは種類によりアルファベットと数字を組み合わせて性能によって種類を識別しています。識別の基準はJIS(日本工業規格)とJSC(日本電線工業会規格)に制定されており、ケーブルメーカーは、基準をみたした基準以上の性能をもった製品を作っています。型番に「準拠」と記載されています。
  ケ−ブルに直接、JIS及びJSCの制定した品質基準の型番を印刷しているメーカーもあれば、独自型番をケーブルに表記し、カタログを閲覧しないとJIS規格のどの基準をみたしたケーブルなのか解らないケーブルもあります。そこで、型番の意味は次のとおりです。

  ケーブルは、インピーダンス、絶縁体の材質、シールドの有無でJISやJSC(日本電線工業会規格)型番が存在します。絶縁材でいうと絶縁物がポチエチレン(半透明)から発泡ポリエチレン(白色)に変り770MHzから1,800MHzに対応したケーブルになるし、次にアルミ箔のシールドの追加、銅線編組がスズメッキとなる事で2,150MHzまで対応する製品になります。型番はあくまでも目あすと考えてカタログのスペックでみるしかありません。

3.ケ−ブルの性能について
「株式会社ミニ−」のケ−ブルにケーブルの性能が解る「75Ω同軸ケーブルの電波ロス表」がありましたので、転記したものが次の表1です。見かたは、各周波数帯で減衰量が少ないケーブルが、性能の良いケ−ブルと言えます。下の表の中では、「5C-FB」が各周波数帯にて減衰量が少なく、性能の良いケーブルである事が解ります。

5.テレビ浜松のケーブル基準
テレビ浜松のケーブルの基準は、ケ−ブルの中に各番組がVHF帯、UHF帯で何十局もテレビ番組が流れています。それに加えて双方向でケ−ブルモデムを使ってインターネットのデーターも流れています。ケ−ブル一本に沢山のデ−タ−が流れてる状態です。したがって、ケ−ブルの品質も高品質な基準が要求され、テレビ番組はケ−ブルテレビのチュ−ナ−まで、インタ−ネットはケ−ブルモデムまでの間のケーブルの種類に高品質が求められ、テレビ浜松のケーブル基準は次のようになっています。
 5C-FB以上がケーブルテレビとインターネット接続が可能の品質であると定めています。

6.テレビ浜松のケーブル接続の基準

 ケーブルに高品質な基準が求め られているのと同じように、ケーブルの接続方法等にも、高品質な基準が求められています。同軸ケーブルの心線(信号)がむき出しになる「直付ネジ締め式」は、ノイ ズを外部から拾うので不適、「プ ッシュプラグ」式はシールド特性 が今ひとつのため不適、「F型接栓」がシ−ルド特性も良好で接続も確実な接続できるので接続には「F型簡易接栓」を使います。

 次に、分配機等ですが、ケースがプラスチックのものは、ノイズに対してのシールド特性があまり良くないので、金属のケースを採用した物を使い、F型接栓にてケーブルを接続します。

  ここまでの基準を満たしてテレビ番組の放映、ケーブルインターネットができる環境が作られています。

7.75Ω同軸ケーブルとF型簡易接栓(コネクター)の取付方
  F型接栓の型番、メーカーにより、多少違いがあるかもしれませんが次のような手順で取り付けます。

(1)同軸ケーブルの外部被覆を切り取る前にF型接栓の部品であるリングと呼ばれる 部品を同軸ケーブルに通しておく。
 次に、端から12mm までのところまでの外部被覆を内部の編線を傷つけないようにカッタ−等で切り込みを入れて切り取ります。


(2)外部被覆を取外し編線を折り返す。
次に編線の折返し点から2mm、ケーブル端から10mmのところをカッタ−等で芯線を傷つけないように絶縁材に切りこみを入れます。テープ状、箔状のシールドがあれば絶縁材と同じく切り取る。


(3)切込みを入れた絶縁材を回しながら取外します。
次に編線を折り返した所から2mm残して切取ります。

(4)F型接栓を絶縁材と編線線の間に差し込みます。

(5)F型接栓を編線が隠れるまで深く押し込みます。

(6)リングをF型接栓の抜け止めを越えて寄せる。

(7)図7のようにリング中央部をプライヤー等で軽くつぶしケーブルに密着させる。

(8)図8のようにF型接栓が抜けないように片方をつぶして固定する。

(10)芯線が図10のように斜め45度になるようにF型接栓の縁から2mm出るようにニッパ−等で切取る。

(11)完成は図12のようになります。これで75Ω同軸ケーブルにF型簡易接栓の取付が完了です。
これで基準に合致した配線ができます。ここまでシールド特製を考慮してケーブルテレビが成り立っています。

8.認証方式の変更
  自分がテレビはままつにてケーブルモデムを使ってインターネットへ接続したての頃は、インターネットの管理がniftyに移管された後からでした。最近の話で9月に認証方式が変わりました。LANカードを登録して不正アクセスを防ぐ方式に変更されました。1回、登録してしまえば従来通りの方法でアクセスできます。パソコンを起動さえすればアクセスできます。ADSLやBフレッツのように毎回操作せづにイン ターネットへ接続できます。

9.端末回線速度の増速
  2002年12月26日午前5:00より今までの下り1.5Mbps(ベストエフォート)から、下り3.0Mbps(ベスト エフォート)の速度でインターネットに接続できるようになりました。上り回線速度(512kbps)は従来 どおりで料金の変更はありません。今となっては、他のブロードバンドと比較すると遅いですが、安定 したインターネットの回線です。

 最後に浜松ケーブルテレビ株式会社のケーブルと基準について解ってもらえたのではないかと思います。テレビ等の接続に、又は、共聴工事等の参考になれば幸いです。
 あと、今回のケーブルテレビの引っ越しは、チューナー2台追加したせいもありますが、工事費が高くついてしまいました。いったん解約して、次の場所で新規に契約した方がチューナー1台分の工事費が無料になり安くなります。引っ越しの際には、工事費が取られる事に気お付けてください。でも、浜松で唯一のケーブルテレビ局です、もっと、利用者が増える事を期待します。


2003年1月24日           兵ちゃん