2006年8月25日
 
 
 
  Windows Vista β2 環境依存文字について
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 Windows Vista β2では、今までより沢山の文字が扱えるようになっています。IMEでローマ字入力で変換のさいに[その他の単漢字]と[その他の人名漢字]などと表示されているところをクリックすると環境依存文字(Unicode)と表示がされます。今までとは違いUnicodeまでもがIMEにて変換候補で簡単に選択できてWindows Vista β2のIMEは以前より使いやすくなっています。
 
 
1.環境依存文字(Unicode)について
  今まではパソコン単体で外字エディタで作って使っていた人が多いと思いますが使っているパソコン の外字エディタで作ったものはそのパソコン(環境)でしか使えない文字を環境に依存した文字を指し ましたがWindows Vistaではユニコードで表される文字を環境依存文字と言っています。
 Windosws Vista β2のメモ帳やワードパッドで日本語を入力して変換するときに[その他の単漢字]を選択して候補文字をみたら文字の横に[環境依存文字(unicode)]という表示が現れます。今までのOSの文字コードはANSIを基準にしていましたが文字をユニコードでおぎなって沢山の文字を扱えるようにしたものがWindosws Vista β2のIMEです。

                        
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
        図1 変換
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
   図2 環境依存文字(Unicode)
 
 
 
2.テキストファイルの保存
  テキストファイルで文章を保存する時はどの文字コードで保存したら良いか考える必要がでてきます。 ANSI、unicode、unicode big edian、UTF-8の文字コード4種類のうちどれか選んで保存できます。
  保存の仕方を間違えると文字情報が失われます。ユニコードの文字を使った場合unicode、unicode big edian、UTF-8の文字コードで保存します。
  ユニコード文字を使ってANSIで保存してしまうと文字の情報が失われて「?」に置き換わってしまいます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
           図3 保存文字コード
 
 
(1)ANSI(アンシー;American National Standards Institute)
  米国規格協会の略称。米国の工業規格の標準化を行う非営利団体。日本における日本工業標準調査会(JIS)に相当する。1918年に設立された。
 
(2)ユニコード(Unicode)
  世界共通の文字コードの名称.すべての文字を2バイトで表すことで,アルファベットや漢字などを統一的に取り扱うことができる.1993年には,ISOの標準(ISO/IEC 10646)になり,日本でも1995年にJIS X0221としてJIS規格に定められた.
 
(3)UTF-8(UCS transformation format 8bit)
  ユニコードで定義された2バイト(16ビット)の文字を、1バイトのASCIIコードと共存させるために1〜3バイトに変換するエンコード方法。
 
 
 
3.扱えるOS
  Windows2000、Windows Xp、Windows Vista β2等のユニコードに対応した環境ならばより沢山の文字を扱えます。Windows2000、Windows Xp、Windows Vis ta β2等の場合にはメモ帳などではユニコードのテキスト形式かを保存文字コード形式を選べます。また、unicode、unicode big edian、UTF-8の保存形式にて正しく保存すればファイルを読み込んだ時に正しく表示されます。
 (図4はWindow s2000のメモ帳)
  
 
 
 
 
 
  
  図4 対応環境
 
 
 
4.扱えないOS
  2006年7月11日でマイクロソフトのサポートが終了したWindows 95、Windows 98、Windows Me等では扱えません。また職場にて扱えるOSや扱えないOSのパソコン等の混載環境では注意が必要です。扱えないOSでは正しく表示されません。次の図はそれぞれの文字コードで保存したものをWindows98のメモ帳で読み込んだものです。(図5〜7)
 
 
 
 
 
 
 
  
  図5 Unicode
 
 
 
 
 
 
 
 
  
図6 unicode big edian
 
 
 
 
 
 
 
 
  
  図7 UTF-8
 
 
 
5.今後の展望
  Windows2000、Windows Xp、Windows Vista β2等のユニコードに対応したOSが主流になると今までのように外字エディタで文字を作る必要がなくなります。Windows Vista β2からはほぼ普通に行うIMEの変換方法で沢山のユニコードの文字から選択できるようになりました。ユニコードが使えるパソコン同 士ならパソコンを変えてもそのまま使えるようになり便利になります。特に人名漢字等はなかなか見つからないので助かると思われます。
 
 
 
2006年8月25日                   兵ちゃん