2011418

兵ちゃん

簡単なPT2Rev.B地デジチューナー

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 昨年の6月に「簡単なPT2地デジチューナー」を紹介しましたがPT2もバージョンアップしてRev.AからRev.Bになり販売されています。その間にプログラムのバージョンアップなどもありました。あと、地デジを観るのはMS Windows 7 だけではなくMS Windows XPMS Windows Vistaでも観ることができます。今回はMS Windows XP32Bit版とMS Windows Vista32Bit版、MS Windows 764Bit版とそれぞれ実験して動くという動作確認してあります。そこでPT2Rev.BRev.Aの完全互換なのかを確認するとともにあらためて再度紹介したいと思います。


1.パソコンで地デジをみる問題点

  パソコンとディスプレイをつなぐのに基本的にDVI-DHDMIでケーブルを使ってHDCP

 (High-bandwidth Digital Content Protection)という規格に対応していないと観ることができません。従来からあるVGAケーブルで接続している場合は観ることができません。メーカーによってはチェックするソフトを提供しているところもあります。あと、取っておきたいビデオも「ダビング10」という規格で実質的にバックアップもとれない状況です。自分が経験したことですが・・・MS Windows 7のメディアセンターを使っていた場合でハードディスクをパソコンから外して別のハードディスクを取り付けてLinuxをインストールして・・・ハードディスクを元に戻したらダビング10の影響からかメッセージを表示して起動すらできない状況に陥りました。何時間も録画したビデオが全部パーになってしまいました。「MS Windows 7 なんと厄介なOSなんだろう・・」という失敗をしてしまいました。


2.対策

  MS Windows 7 パソコンはメディアセンターを使うのをやめて地デジを観る視聴ソフトを変えるのと録画ソフトも変えて地デジテレビの代わりとハードディスクレコーダーの代わりに使います。地デジチューナーカードは有志によりプログラムが作られている地デジチューナーカードで最近バージョンアップしたアースソフト社のPT2Rev.Bを使います。PT2ならHDCPやダビング10という規格に関係なく地デジを観ることができます。従来からあるVGAケーブルを使って今まで使っていたディスプレイで観ることができます。もちろん録画した番組を自由にバックアップもできるようになります。


.必要な物

地デジチューナーカードは、アースソフトのPT2Rev.Bを使います。あとB-CAS赤カード、地デジだけ観るなら青カードでも大丈夫だそうです。B-CASカードの入手方法は「中古を買ったのでB-CASカードを発行してほしい」とB-CASカスタマーセンター(TEL 0570000250)へ申し出れば2k円の着払いで発行してもらえます。B-CASカードを読み取るためのカードリーダーはSCR3310-NTTcom1個用意しました。


 称 

URL

備 考

パソコンOS

MS Windows XP 32Bit版、とMS Windows Vista 32Bit版、MS Windows 764Bit版等



地デジチューナー

アースソフトPT2Rev.B

http://earthsoft.jp/PT/


USBカードリーダー

SCR3310-NTTcom



B-CASカード

赤カード

http://www.dpa.or.jp/


PT2ドライバ

PT2-Windows-Driver-200.exe

http://earthsoft.jp/PT/download.html


PT2 SDK

PT-Windows-SDK-201.exe

http://earthsoft.jp/PT/download.html


MPEG2 Video Decoder プログラム

ATI MPEG Video Decoder(他社製でも動作可能)

http://downloads.guru3d.com/download.php?det=1281

MS Windows XP 32Bit版、とMS Windows Vista 32Bit版は必要TVTestで使う

PT1/2 Windows64bit署名問題対策ドライバ

up0255.rar

(圧縮ファイル)

http://2sen.dip.jp/cgi-bin/pt1up/source/up0255.rar

MS Windows 7 64Bit版のみ必要

録画ソフト ptTimer

up0306.rar Ver.0.3.10

(圧縮ファイル)

http://2sen.dip.jp/cgi-bin/pt1up/source/up0306.rar


視聴ソフト TVTest

up0567.zip Ver.0.7.17

(圧縮ファイル)

http://2sen.dip.jp/cgi-bin/hdusup/source/up0567.zip


BonDriver

BonDriver_ptmr.dll


ptTimer.exeに同梱の物を使用

TVTestを動かすのに使う

Codec Pack

WECPSetup.exe

(その他でも良い)

http://www.mediacodec.org/download/

録画したtsファイルの再生でMS Windows XP 32Bit版、とMS Windows Vista 32Bit版は必要


.ハードウェアの組み立て

  PCIスロットにPT2差し込みます。この時にアンテナコネクターは上からBS(S1)、地デジ用(T1)BS(S2)、地デジ用(T2)となっています。次にICカードリーダーをUSBコネクターに差し込みます。B-CASカードは裏面が上になるように差し込みます。

PT2のドライバをインストールする

  アースソフトのホームページからダウンロードした次のファイルをダブルクリックして実行してインストールする。

        PT2-Windows-Driver-200.exe

        PT-Windows-SDK-201.exe


 MS Windows XP 32Bit版とMS Windows Vista 32Bit版の場合はここまででデバイスマネージャで認識されて動くようになります。


  次にMS Windows 7 64bitは追加のドライバの設定があります。有志が作った「up0255.rar」を使います。DTV関係ツールのPT1/2アップローダから「PT1/2 Windows64bit署名問 題対策ドライバ(ドライバ署名の強制を無効とテストモードをなしで動作可能) @猫◆ tCHWINGPEI」をダウンロードして解凍しておきます。MS Windows 7 64bit版のみ)


        up0255.rar


署名問題対策ドライバのインストールMS Windows 7 64bit版のみ)

 デバイスマネージャのレガシハードウェアの追加をクリック

 ↓

 一覧から選択したハードウェアをインストールするを選択してクリック

 ↓

 全てのデバイスを表示させる

 ↓

 ディスク使用をクリック

 ↓

 up0255.rar解凍したPT2_x64フォルダのwindrvr6_EARTHSOFT_PT2_driver.infを指定

 ↓

 進むと警告が出るが、かまわずにインストールをクリック

 ↓

 デバイスマネージャ一覧に"Jungo""WinDriver (EARTH SOFT PT2)"表示している事を確認する。

 ↓

 デバイスマネージャ一覧で"ほかのデバイス""マルチメディア コントローラ"を右クリック→ドライバ ソフトウェアの更新をクリックする。

 ↓

 "コンピューターを参照してドライバ ソフトウェアを検索します"を選択してクリックする。

 ↓

 解凍したPT2_x64フォルダのパスを指定して次へをクリックする。

 ↓

 進むとまた警告が出るが、かまわずにインストールをクリックする。

 ↓

 デバイスマネージャ一覧に"サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラ" "EARTH SOFT PT2"表示された事を確認する。


これでPT2ドライバーのインストールは終了です。



 次にカードリーダーのドライバですがMS Windows XP32Bit版とMS Windows Vista32Bit版、MS Windows 764Bit版ならWindows Updateやドライバを更新することでインターネットから簡単にインストールされて使えるようになります。



OSのデバイスマネージャの認識は次の通り

MS Windows XP 32Bit



MS Windows Vista 32Bit





MS Windows 7 64Bit







.視聴&録画ソフト

  アースソフトのPT2には視聴&録画ソフトが付属していないので、一番簡単な「ptTimer」という録画ソフトをインストールします。ptTimerPT21枚しか挿さっていない環境のみをターゲットにしたシンプルな録画ソフトです。B-CASカードによる複号する機能をもっています。設定の簡単さの他に、PT2上の4つのチューナーを連携させてチャネルスキャン/EPG取得を手早く行えるという長所があります。なお、放送中の番組を見るのに「TVTest」というソフトを使います。


 「TVTest」はB-CASカードの複号が必要なため「ptTimer」が動いていないと動きません


()ptTimerのインストール

  ドライバーのインストールが終わったらup0306.rarを適当なフォルダ(今回は「C:\PT2\ptTimer」にします)に解凍して下さい。


        up0306.rar Ver.0.3.10



  ptTimerショートカットを手動でスタートアップに登録します。 ptTimer.exeを実行するとタスクトレイに常駐します。タスクトレイのアイコンを右クリックして設定を表示します。


  「チャンネルスキャン」ボタンをクリックするとチャンネルの検出処理が開始されるのでしばらく待ちます。「録画先ディレクトリ」も好きな所へ登録します。


  設定が終わったら再びタスクトレイのアイコンを右クリックして「EPG取得」を実行します。EPG取得が完了したら番組表を表示できるようになります。録画予約は番組表をクリックすると出来ます。


()TVTestのインストール

  放送中の番組を観るにはTVTest」を使います。「up0567.zip」を解凍して適当なフォルダ (今回は「C:\PT2\TVTest」にします)に解凍して下さい。


        up0567.zip Ver.0.7.17


  TVTestを使うにはBonDriverなるものが必要です。BonDriverは何種類か存在しますが、ここではptTimerに同梱されている「BonDriver_ptmr.dll」を使います

  BonDriver_ptmr.dllptTimerフォルダ「C:\PT2\ptTimer」からTVTestフォルダ「C :\PT2\TVTest」にコピーします。


 TVTestのプログラムをMS Windows Vista 32Bit版で使うときに気がついたのですが・・・Vistaのセキュリティの機能でプログラムがロックされる事があります。そんな時はエクスプローラでファイル(TVTest.exe)のあるフォルダまで行きファイルを右クリックしてプロパティをクリックしてプロパティを見るとプログラムがロックされていてロックを解除するボタンが表示されているのでクリックしてロックを解除してやると正常に動いてくれるという事がありました。MS Windows 7でも同じ機能があるのでプログラムが動かない時は疑ってみてください。


 TVTestはデスクトップ上に右クリックしてショートカットを選択してC :\PT2\TVTest\TVTest.exe選びショートカットを作ります。アイコンをダブルクリックしてプログラムを実行させると初回起動時のみ設定のダイアログボックスが表示されます。ここでチューナーのチャンネルスキャンを行います。衛星放送の「S0」と「S1」は「サービスをスキャンする」にチェックを入れてスキャンボタンをクリックしてください。地上デジタル放送の「T0」と「T1」はそのままスキャンボタンをクリックします。計4回スキャンを行います。チャンネルのスキャンが終わって初めて観ることができます。


(3)TVTestの使い方

 TVTestが起動すると上下にバーが表示されます。下のバーの左側でチューナーを選びチューナーから放送局を選択して番組を選ぶ事ができます。衛星放送はS0S1、地デジはT0T1となっています。


通常は隠れていますがマウスのカーソルをTVTestの左側に持っていくと縦にバーが表示されます。

縦のバーに設定の項目があります。うまく動かない時は色々と設定を変えてみて下さい。また、ウインドウで観るより全画面表示にしたほうが動きもスムーズに観ることができます。あと、下側のバーの中央に視聴中の番組を録画するボタンがあります。TVTestは視聴中の番組を録画する事ができます。




(4)録画した番組を視聴する

 録画した番組は動画ファイルとして保存されます。動画ファイルには沢山の規格があります。再生する時に動画ファイルの形式にあったプログラムが補助するかたちで使われています。その補助的に使われているプログラムの事をコーデック(Codec)と呼んでいます。

  録画した番組は「ts」の拡張子のファイルになります。tsファイルに合ったコーデック(Codecを標準搭載しているMS Windows 7 なら保存されたTSファイルをメディアプレーヤーでそのまま再生できます。その他のWindowsは「Windows Essentials Codec Pack」というプログラム(WECPSetup.exe)Codec Packhttp://www.mediacodec.org/download/」からダウンロードしてインストールすればMS Windows XPMS Windows Vistaのパソコンでも見ることがでるようになります






7.リモコンについて

  TVTestというソフトはプラグインで機能を増やしてやることができてリモコン用のプラグインもあります。SKNET社のMonsterTV HDUSのリモコン用のプラグインが標準で含まれています。SKNET社のMonsterTV HDUSのリモコンは単体売りはしておらず・・・しかも、生産中止になっています。入手するには現在、市場に出回っているものを購入するか中古で探すしかありません。一番良いのはメディアセンター用のリモコンが使えるようにプラグインを誰かが作ってくれると良いのですが残念ながら今回調べた限りではみつかりませんでした。



8.OSの作動画面

 TVTestで視聴→録画ファイルの再生→ptTimerの順に表示させた実験結果です。


MS Windows XP32Bit

TVTestMPEG2 Video Decoder プログラムの関係で実際は表示されていながらビットマップに取り込めませんでした。






MS Windows Vista32Bit





MS Windows 7 64Bit





 アースソフトのPT2Rev.ARev.Bも同じドライバと同じプログラムで使うことができて互換性があることが解りました。今回の実験例でおこなった録画するのはptTimerで放送中の番組を見るのはTVTestのコンビが一番簡単な方法です。ptTimerのおかげでパソコンで地デジをハードディスクレコーダーの代わりに自由に録画保存できるようになりままたパソコンを使うことで簡単にバックアップ等ができます。これでハードウェアの環境に左右されずにすみます。なお、今回の製作例はPCIバスが付いているパソコンでMS Windows XP32Bit版とMS Windows Vista32Bit版等でも動く事が解りました。ドライバを組み込んでデバイスマネージャーで認識させてptTimerTVTestを組み込んでやれば動いてくれます。あと、しいて言えばTVTestではデータ放送が観れないのでちょっと不満です・・・・・・

それでも簡単にできるのでパソコンで地デジを観て録画して地デジライフを楽しんで下さい。




参考URL

ubichupas.net 64bitWindows7PT2を導入してみた

 http://ubichupas.blogspot.com/2010/02/64bitwindows7pt2.html

ubichupas.net ptTimerで簡単にPT2の録画環境を構築

 http://ubichupas.blogspot.com/2010/03/pttimerpt2.html

地デジチューナー PT2 Rev.Bの購入先 〜 インターネット・あきばお〜(※\16.800 定価売り)

 http://www.akibaoo.co.jp/01/commodity_param/by/0/ctc/+/shc/0/cmc/4582313550077

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