20111218

兵ちゃん

Androidスマートフォンとタブレットについて

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 パソコンの操作方法は過去にCUI(Character User Interface)文字で画面を構成し、主にキーボードで操作する方法からGUI(Graphical User Interface)画像で画面を構成し、主にマウスで操作する方法へと変わりました。今後は TUI(Touch User Interface)大きめの画像で画面を構成し、主に指で操作する方法へ変わるという説があります。2012年にはMS Windows 8 の発売が予定されておりTUI(Touch User Interface)が搭載されるという話もあります。そこで現在、最も普及しているTUI(Touch User Interface)Androidのスマートフォンとタブレットについて紹介したいと思います。


1.Androidとは

 Android(アンドロイド)とは、スマートフォンやタブレットなどの携帯情報機器を主なターゲットとしてLinux(リナックス)ベースでGoogle社が主になって開発したLinuxディストリビューションの一つです。モバイル用途であるスマートフォン用のOSとしては、日本およびアメリカではトップシェアを誇ります。


(1)バージョンについて

 タブレットにも一部ありますがスマートフォン向けのバージョン2.x系とタブレット向けの3.x系のバージョンに分かれています。20111125日時点ではスマートフォン向けのバージョン2.x系とタブレット向けの3.x系を統合した4.x系のバージョンを乗せた製品が出始めたところです。


(2)データフォルダ

 Android標準のデータ用フォルダは次のようになります。


フォルダ名

説明

Alams

アラーム用の音声ファイルを保存する

Android

一部のアプリケーションのデータが保存される

DCIM

カメラアプリケーションで撮影した写真が保存される

Download

ブラウザでダウンロードしたファイルやBluetoothで受信したファイルなどが保存される

Movies

動画ファイル用のフォルダ

Music

音楽ファイル用のフォルダ

Notifications

通知用の音声ファイルを保存する

Pictures

画像ファイル用のフォルダ

Podcasts

ボットキャスト用のファイルを保存する

Ringtones

着信音用の音声ファイルを保存する


(3)ソフトウェアの互換性について

 AndroidのアプリケーションソフトはAndroidのバージョンによって動く物と動かない物があります。違いはスマートフォンとタブレットではタッチパネルの解像度が違うためでスマートフォン用は縦長のタッチパネルを前提にして作られています。タブレット用は横長のタッチパネルを前提に作られています。タブレット向けのAndroid3.2では対応解像度の拡大や固定解像度のアプリケーションのズーム表示ができるためAndroid2.x系用に特化したアプリケーションソフトも動かすことができます。従って一番アプリケーションソフトが動くのはAndroid3.2になります。でも、最終的にアプリケーションソフトが動くか動かないかはインストールして試してみるしかありません。Androidは発展途上なので仕方ありません。あとAndroid4.0は現時点では情報がなく不明です。



2.基本操作(タッチパネルの使い方)

 タッチパネルを操作する時の操作名をアプル社やMS Windowsタブレット等調べてみましたがタッチパネルの操作はAndroidが明確に定義されておりAndroidでの操作が基本になりそうです。Android機のタッチパネルを操作する手の動きは次のようになります。


タップ/ダブルタップ

タップ:画面に軽く触れてから離します。画面から指を離した時点で操作が有効になります。

ダブルタップ:素早く2回続けてタップします。




参考:MS Windowsタブレットではクリックと言っています。


1秒以上タッチ

画面に1秒以上触れてから離します。画面に指を触れたまま次の操作を行うこともあります。


ドラッグ/スライド/パン

ドラッグ:アイコンに指が触れたまま任意の位置に動かします。

スライド:指を触れたまま縦、横の方向に動かします。

パン:そのものを任意の方向にドラッグして見たい部分を表示します。



             例:ドラッグ


ピンチ

画面に2本の指で触れたまま指の間隔を広げたり(ピンチイン)狭くしたり(ピンチアウト)します。





フリック

画面に触れた指を素早く払います。





  参考:タッチパネルの操作で物によっては接触することなく手のひらで動かすハンドジェシュ  

     チャという機能を持っている物もあります。また、アップルではジェスチャという45本の指 

     で動かす操作をする物があります。


3.初期設定

 AndroidGoogle社が主に開発しているのでGoogleの接続用のIDとパスワードからなるアカウントが必要です。アカウントを取得するには電源を入れてからインターネットへ接続する設定をしてやらなくてはいけません。すでにGoogleのアカウントを持っていれば利用することができます。Googleのアカウントはアプリケーションの宝庫であるAndroidマーケットに接続するために必ず必要になります。あと、Googleのアカウントは複数台のAndroid機で一つのアカウントを使うことができます。



4.ホーム画面の使い方

 ホーム画面の例としてAndroid3.2のホーム画面について紹介します。スマートフォンでもアイコンの機能とデザインが同じだと思うので置き換えて見て下さい。Androidの画面の考え方は、Androidはモバイルを前提に考えているので、あまり操作の階層化はせずにGoogleの検索を使い必要な情報を入手するように考えられています。「情報はいつも更新されている・・・」といった考えらしいです。「古いインターネットのブックマークは過去の情報・・・」リンクが切れている事もあるので意味が無いということらしいです。


(1)知りたい事があったら@の「検索」をタップするとGoogleで検索できます。Aは「音声検索」で音声入力で検索できます。


(2)ホーム画面にあるアイコンはBの「アプリ一覧」をタップして画面を切り替えてインストール済みの全アプリケーションを表示させます。アプリケーションを選んでコピーしてDの「ユーザー領域」に持ってくる事ができます。いつも使うソフトをDの「ユーザー領域」に表示させることができます。


(3)アプリケーションを実行して画面にアプリケーション表示されて次の操作で画面を変えたとします。一つ前の画面に戻るにはFの「戻るボタン」をタップします。動いているアプリケーションからホーム画面に戻りたい場合はGの「ホームボタン」をタップすることで戻る事ができます。


(5)アプリケーションを終了させるにはFの「戻るボタン」をタップするかGの「ホームボタン」をタップします。MS Windowsのように「×」閉じるボタンがないので最初は慣れるまで違和感を感じます。


(6)少し前に使ったアプリケーションを今すぐ動かしたい場合はHの「最近使ったアプリボタン」をタップして再び使うことができます。同じアプリケーションを再度、素早い操作が可能です。



























番号

名     称

@

検索

A

音声検索

B

アプリ一覧

C

ホーム画面のカスタマイズ

D

ユーザー領域

E

システムバー

F

戻るボタン

G

ホームボタン

H

最近使ったアプリボタン

I

通知アイコンの表示領域

J

システムステータスの表示領域

5.家のインターネット回線を利用する

 Androidスマートフォンや一部のタブレットでは、それぞれ単体で使っていたらパケットを使いすぎてデータ通信料がかかります。そこで、家にひいてあるパソコン用のインターネット回線に無線LAN(Wi-Fi)の機能を持ったルータを使ってインターネットに接続する設定をしてやります。あとは家に居るときは自動的に無線LAN(Wi-Fi)に切り替わりデータ通信料が少なくて済みます。



















6.テザリング

 テザリングとは、スマートフォンなどのモバイル機器をモデムとして使用することにより、USBケーブルや 無線LAN(Wi-Fi)で接続した外部接続機器を、インターネットに接続できるようにする機能です。


(1)USBテザリング

 AndroidPC接続用USBケーブルAndroid機とパソコ ン接続し、モデムとして利用することでインター ネットに接続できます。















(2)Wi-Fiテザリング

 AndroidWi-Fiアクセスポイントとして利用することで、Wi-Fi対応機器をインターネットに接続できます。Wi-Fi対応機器を8台まで同時接続できます。



















7.連携

 Androidを採用したスマートフォンやタブレットは、大きさや用途によって連携して使う事ができます。


(1)スマートフォンとタブレットとの連携


 a.Google のアカウントを共通にしておくと片方で一度、有料ソフトを購入すれば、もう片方は無料 

 でインストールできます。(Androidはお財布に優しいです。)


 b.先に紹介したスマートフォンのWi-Fiテザリングという機能でタブレットをインターネットに接続し

 てタブレットの大きな画面でGPSを使った地図ソフト等がモバイルで使えます。


(2)パソコンと連携


 a.スマートフォンやタブレットを専用のUSBケーブルでパソコンに接続するとUSBメモリとして接続

 する事ができます。本体のメモリと追加したメモリにエクスプローラでファイルの読み書きができま 

 す。


 b.スマートフォンやタブレットのメーカーにもよりますがLANで繋がってしまえば富士通のようにパ

 ソコンとの連携ソフトを無料で提供しているところもあります。ちなみに富士通ではパソコン用の

 「F-LINK for Windows」やスマートフォンやタブレット用では「F-LINK」というソフトがあります。F-

 LINKは、ネットワークを使って、パソコンとスマートフォン又はタブレット、パソコンとパソコン間で

 簡単にデータを交換することができるソフトウェアです。スマートフォン又はタブレット内の写真、

 動画などのデータをケーブルで接続することなく、パソコンに取込むことができます。あと、同じ 

 機能を持ったソフトでSugarSyncという無料のソフトもあります。

  ※ ファイル交換ソフトになるので使わない事をお勧めします。


 c.Androidで使用できるファイルは次のようになります。パソコンでファイルを変換してファイルを

 Android機にコピーして扱うことになります。


種類

データ形式

拡張子




音声

AAC

.3gp/.mp4/.m4a/.aac

AMR

.3gp

MP3

.mp3

MIDI

.mid

Ogg Vorbis

.ogg

WAV

.wav



画像

JPEG

.jpg

GIF

.gif

PNG

.png

BMP

.bmp


動画

H.263

.3gp/.mp4

MPEG-4 AVC/H.264

.3gp/.mp4

MPEG-4 SP

.3gp


 d.AndroidマーケットにパソコンでアクセスしてGoogleのアカウントでログインすると自分の持って

 いるAndroidスマートフォンやタブレットにアプリケーションをインストールすることができます。

 Androidマーケットでアプリケーションの詳細画面が表示され[インストール]をクリックするとインス

 トール先のAndroidスマートフォンやタブレットを1台ずつ選択して設定をします。次にAndroid

 マートフォンやタブレットを起動してAndroidマーケットをタップして開きます。するとパソコンで選

 んだアプリケーションが自動的にインストールされます。


 e.パソコンにGoogle ChromeというブラウザをインストールしてGoogleアカウントで設定すればブッ

 クマークを同期することができます。ただし、ブックマークの数が多いと上手く動きませんので気

 をつけてください。



8.スマートフォンとタブレットの選び方

 選び方は人それぞれの好みもあるので難しいのですが次の3点が必要ではないかと思います。


(1)Androidのバージョン

 スマートフォンだったらバージョン2.3でタブレットだったらバージョン3.2、そして未知の世界のバージョン4.0と言ったところではないかと思います。


(2)テザリング

 スマートフォンだったらテザリング対応の機種が良いと思います。タブレットと組み合わせてモバイル環境で使うことができます。


(3)GPS

 地図アプリケーション等を使う事を考えて自分の位置を知ることができるGPSは必要と思います。



9.必要なソフトのインストール

 スマートフォンやタブレットを使うにあたって必要なソフトを紹介します。なお、このレポートに記載されているQRコードを読み取ってアクセスしてください。なおアンチウイルスソフトはAndroidマーケットで無料公開されているので検索して気に入ったソフトを使って下さい。



     Androidマーケット


Androidスマートフォンやタブレットのアプリケーションの宝庫です。

パソコン用のURL https://market.android.com/


QRコードスキャナー

      無料

バーコードやQRコードを読み取るソフトです。雑誌等の記載されているQRコードからAndroidマーケットのアプリケーションを紹介しているホームページにアクセスするのに使います。必ず必要になるアプリケーションです。Androidマーケットで「QRコードスキャナー」で検索してください。簡単に見つかります。(このアプリケーションを動かすとSFぽくてカッコイイです)

https://market.android.com/details?id=com.google.zxing.client.android


     ESファイルエクスプローラ

      無料

ネットワークに接続できるファイルマネージャです。LAN上のパソコンをIPアドレスで表示しアクセスできます。パソコンのIPアドレスを固定する事をお勧めします。このソフトウェアを使うとAndroidLinuxだという事を感じます。一番上のフォルダは「/」ホーム(Linuxではルートと言う)となりメモリーカードはその下のフォルダの下にマウントされています。慣れるまで少々時間がかかります。ただし、パソコン的な使い方ができます。


     Notepad

      無料

Androidには簡単なテキストエディタが標準でついていません。パソコン的な使い方を考えているのならこのソフトが役に立ってくれます。


     例 EPSON Print

     無料

プリンタは、持っているプリンタの会社名でAndroidマーケットで検索するとプリンタ用のプログラムを入手できます。インストールするとスマートフォンやタブレットから印刷ができるようになります。例はエプソンのプログラムです。



10.バックアップ

 「App Backup & Restore」というソフトを使うとインストールされている各アプリケーションは、アプリケーションパッケージで使われている「.apk」ファイルとしてアプリケーション単位でバックアップがとれます。リストアする時はスマートフォンやタブレットの設定アプリケーションの[アプリケーション]→[提供元不明のアプリ]のインストールを許可する設定にしておく必要があります。



      App Backup & Restore

      無料

アプリケーションパッケージの「.apk」ファイルとしてアプリケーション単位でバックアップ

 これで、パソコン的な視点から見た?Androidスマートフォンやタブレットについてどんな物か解ってもらえたでしょうか?Androidについて「Androidはこうなっているんだ〜」とおおよそ解ってもらえれば幸いです。

 今回は、NTTドコモのタブレットでARROWS Tab LTE F-01D(富士通製)20k円で入手しました。(ドコモマジック??)搭載されていたOSは、Android3.2がインストールされていました。気に入ってオモチャになっています。あと今回の冬のボーナスで携帯電話もAndroid2.3のスマートフォンに変える予定です。AndroidというLinuxもここまで普及してしまうと乗り換えない手はないと思います。また、引き続いて実物あっての研究もしていこうかと思います。





参考URL

SoftBank Creative Androidタブレット スタートブック

晋遊舎 ゼロからはじめるまるわかりLinux

ASCII MEDIA WORKS 週間アスキー 2011 12-6増刊

ARROWS Tab LTE 取扱説明書 '11.9

Androidマーケット https://market.android.com/

色々

























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