2012418

研究係兵ちゃん


12Linuxの書籍について

兵ちゃんの研究室へ戻る

 

 パソコンのOS(基本ソフト)200710月に出荷されたMac OS X v10.5The Open Groupの認証であるUNIX(ユニックス)の規格、POSIX(ポジックス)に認証されてUNIXとなり、Mac OS X v10.5Linux(リナックス)ともUNIXOSに分類されます。つまり、パソコンのOSのほとんどは、UNIX系かMS Windows系しかありません。今回は、無料で入手できるUNIXOSであるLinuxを覚えるのに教材となる書籍に焦点を当て探りました。Linuxを理解するに当たっては、作られた背景になっているUNIXから初めて・・次にLinuxの入門書・・・。その次に、Linuxについての解説本、基本となっているコマンド解説本、教科書的な書籍、サーバーについての書籍、Samba(サンバ)について、ディストリビューションごとの書籍と大まかなジャンルで分けました。書籍の収集は、過去に購入していた本で引っ張りだした物も20冊ほどあります。その他は今回購入しました。市販されている書籍では、最初は新品を選んで購入しましたが、絶版になっている書籍の中にも面白そうなものがあり、古本も一緒に収集しましたので全部で80冊を簡単に紹介したいと思います。



1.UNIXの入門書

 Linuxは、UNIXを手本にして作られました。そのバックグランドとなったUNIXの考え方や作法を知ると理解が深まります。コマンド等は、UNIXのコマンドがLinuxBSD(ビーエスディー)でも使われています。書籍を読む事によって、LinuxUNIXの延長線上に作られたのを、おしえられます。あと、パソコン版のUNIXを「PC-UNIX(ピーシーユニックス)」と呼んでいます。PC-UNIXとは何を指すのかというと、BSDLinuxMac OSX等の事を言います。Linuxを触るに当たってUNIXの話が前提になっています。


 次に、読んで調べた内容を紹介します。


 書籍の紹介は、次の欄の要領で記載します。あと、「内容の紹介」は、独断と偏見によります。

No

出版社

題  名

著者と発行日付

内容の紹介


1

Ohmsha

UNIXという考え方その設計思想と哲学

Mike Gancarz 2001.2.23

UNIXの考え方を最初から最後まで徹底して解説している。コマンドは出てこない。考え方が学べる。(よくわかるが内容がくどくてつまらない)


2

秀和システム

UNIXe

堀江幸生/山内敏昭 2011.3.1

「コンピュータとは」から始まり代表的なコマンドとシェルを解説、PC-UNIXを勧めている。UNIXの基本と考え方がわかる。わかりやすい。(おすすめ)


3

西東社

初めての人によくわかるUNIX

稲垣高宏 1996.5.20

UNIXの概要から初歩的なコマンドまで内容が天こ盛り要点がまとまっているが圧倒されてしまう。(覚えきれない)


4

技術評論社

図解UNIXわかる・役立つ基本の知識

後藤大地/佐々木宣文 2010.1.25

UNIXの概要からPC-UNIXを紹介、初歩的なコマンドまで扱いサーバーの簡単な説明までの内容です。(おすすめ)


5

共立出版

はやわかりPC-UNIX

宮川普1994.9.30

PC-UNIXの概要から始まり、インターネット、サーバー等が登場してくる。BSDLinuxも出てくるが、Mac OSXは、まだ登場していない。内容の古さを感じる。


6

共立出版

UNIXコンピュータリテラシー

1997.1.30

UNIXの考え方の話かと思ったらコマンドの使い方の本だった。初心者には難しいと思う。


7

翔泳社

FreeBSD徹底入門〔改訂版〕

2003.5.25

UNIXの流れをくむBSDの中でも代表的なFreeBSDの入門書です。Linuxを理解する上で参考になります。


8

Ohmsha

FreeBSDネットワーク料理学

一條博 1998.4.24

FreeBSDをネットワークで使うための本です。一部UNIXでも使われていたプログラムの話があります。その他は現在では使われなくなった話もあります。内容が古い。



2.Linuxの入門書

 Linuxの始めは、UNIXから始まります。UNIXが使われていたからLinuxが作られたという見方もできると思います。中でも「それがぼくには楽しかったから」という書籍は、Linux開発者であるリーナス・トーバルズの伝記です。Linuxを触るに当たっては、読むとさらに理解が深まります。


1

小学館

それがぼくには楽しかったから

リーナス・トーバルズ 他 2001.5.10

Linux開発者であるリーナス・トーバルズの伝記です。小説のように書いているので引き込まれてしまう。Linuxの初期の段階から現在までの過程がよくわかる。Linuxを理解する一冊です。(おすすめ)


2

NTT出版

Windows&Macユーザー必読Linux入門

NTT出版編 1999.7.8

Linuxの概要、パソコンへのインストールが大半をしめ、初歩的なコマンド、プログラムについて解説されているが内容が古い。


3

技術評論社

ゼロからわかるLinux超入門

阿久津良和 2009.10.5

Linuxの概要から始まり教材としてUbuntu9.04を使っている。GUIのアプリケーションの操作が中心、コマンドは少し、パソコンへのインストールまで解説している。比較的解りやすい。


4

秀和システム

これならわかる!Linux入門講座

水口克也 2010.3.20

Linuxの概要からコマンドの使い方まで、段階的に内容を提示する事により、理解しやすく勉強になる。また、つまずいても、どこでつまずいたか自分で解るように作られていてとても良い。

教材はUbuntu9.10(おすすめ)

優良サイトの紹介があり次の通り

Linux初心者の基礎知識 http://www.linux-beginner.com

Linux大学 http://www.linux-u.com

LPIC予想問題ドットコム http://www.it-shikaku-exam.com


5

Ohmsha

なるほどナットク!Linuxがわかる本

吉川明広 2004.12.20

Linuxの概要からUNIXとの関係、コマンドは少なく、沢山の内容がまとめられている。


6

日経Linux

今からはじめるLinux

2010.8.1

Ubuntuを使ってLinuxGUIを説明、コマンドは代表的なものを少し、まさに入門書


7

日経Linux

この一冊でLinuxがイチからわかる

2011.7.10

MS Windows7Linuxとを比較しながらわかりやすく解説されている。


8

日経Linux

初めてでも簡単Linuxで復活させる本

2011.1.25

古くなったパソコンにLinuxをインストールして使えるようにする本です。


9

工学社

初めてのLinux

内田保雄 2000.9.25

教材としてTurboLinux6.0WS FTP版。インストールからデスクトップパソコンとしてして使えるようにするところまでです。今となっては古い。


10

普遊舎

ゼロからはじめるまるわかりLinux

2011.12.1

Linux100%の別冊、コンパクトに内容がまとめられている。Ubuntu11.10のディスクが付属する。ソフトウェアの解説も載っている。まとまりすぎて物足りなさを感じる。Ubuntuを勧めている。


11

普遊舎

Linuxがまるごとわかる本

2010.3.1

Linux100%の別冊、Ubuntuの解説がある。まとまりすぎて物足りなさを感じる。Ubuntuを勧めている。


12

普遊舎

Linuxのすべてがわかる本

2011.4.1

Linux100%の別冊、各種Linuxの紹介や定番アプリケーションソフトの解説等がある。まとまりすぎて物足りなさを感じる。Ubuntuを勧めている。



3.Linuxについての解説本  

 解説本は初心者には少し難しいと思います。様々な読者相手に全部を解説するのは不可能だと思います。まずは、入門書から入り、それぞれ個人ごとに合った本を見るのが良いと思います。


1

日本実業出版社

図解でわかるLinuxのすべて

西村めぐみ 2000.6.25

対象ディストリビューションはRed Hat系、Debina系、Slackware系です。Linuxの全般について詳しくまとめられている。主にデスクトップパソコンとして扱われている。サーバーについては記載が少なく、他の本をみる必要がある。


2

日本実業出版社

図解でわかるLinux環境設定のすべて

西村めぐみ 2004.12.1

対象ディストリビューションはRed Hat系、Debina系。ありとあらゆる設定ファイルについての一冊。詳しく書いてある。(おおいに参考になった。)


3

SoftBank

Linuxスーパーユーザハンドブック

関根達夫/吉田智彦 2005.5.30

対象ディストリビューションはRed Hat系、Debina系。ファイルの種類から始まり、ネットワーク、運用の話までデスクトップパソコンとしての話を解説している。


4

Ohmsha

Linuxパフォーマンスチューニング

Jason R.FinkMatthew D.Sherer 2002.5.24

完全に上級者向け、設定ファイルを書き換えてチューニングを行う本。


5

リックテレコム

WindowsユーザーのためのLinuxネットワーク構築ガイド

株式会社プロトスター 2000.9.10

ネットワークの基礎からサーバーまでを解説。内容が古い。


6

リックテレコム

WindowsユーザーのためのLinuxシステム管理ガイド

株式会社プロトスター 2000.9.1

Linuxの基本からシステム管理まで丁寧に解説されているが内容が古い。


7

技術評論社

プロのためのLinuxシステム構築・運用技術

中村悦司 2011.1.25

対象はRed Hat Enterprise Linux、個人では使わないような事を解説している。まさにプロのための内容です。


8

技術評論社

すみからすみまでLinuxテクニカル編

2000.12.25

教材としてVine Linux2.1が付属。内容は上級者向けで難しい。古い。


9

CQ出版社

トラ技コンピュータ別冊Linux活用入門

小林直行 1995.10.10

教材としてSlakware2.3.0が付属。内容はパソコン通信の頃で古い。

 

10

技術評論社

Linuxエンジニア養成読本

2011.10.5

最近の流行のLinuxについて記載されている。内容としては堅く初心者には難しいと思う。



4.コマンド解説本

 Linuxは、UNIXの流れをくんでいるので豊富なコマンドを使うことができます。GUI(グラフィックユーザーインターフェエース)が全盛でコマンドは使われなくなってきていますが、基本として残っています。


1

SoftBank

Linuxコマンドブック ビギナーズ

田谷文彦/三澤明 2003.10.4

やりたい事から調べるように作られています。何か調べたい時に開く本だと思います。対応ディストリビューションは、FedoraCentOSDebianUbuntuです。


2

技術評論社

[改訂新版]Linuxコマンド ポケットリファレンス

沓名亮典/平山智恵 2009.5.1

コマンドから調べるようにつくられています。何か調べたい時に開く本だと思います。対応ディストリビューションは、FedoraCentOSRHELDebianUbuntuです。


3

秀和システム

Linuxコマンド編 逆引き大全555の極意

伊藤幸夫 2011.3.29

やりたい事からコマンドを調べるように作られています。この本があれば他は要らないと思われます。対応ディストリビューションは、FedoraCentOSRHELVinePlamoDebianUbuntuです。


4

工学社

初心者のためのLinuxコマンドリファレンス

Pakira 2005.5.25

Linuxの概要からメインのコマンドまで、コマンドは12種類に分類して解説しています。



5.標準的な書籍

 Linux使いが書い書籍で標準的に使われているものでは、OREILLYの翻訳本があります。その道の第一人者が書いたもので実質的に標準となっているものです。


1

OREILLY

RUNNING LINUX

Matt Wels他 2003.6.25

導入からネットワーク構築とプログラミングまでを解説しています。


2

OREILLY

LINUXデスクトップHACKS

Nicholas PetreleyJono Bacon 2005.9.22

デスクトップパソコンとして使うノウハウが解説されている。設定等はコマンドを使うため初心者には少し難しいと思われます。X11KDEGNOME等のデスクトップ環境が対象です。

 

3

OREILLY

LINUXハンドブック

DANIEL J.BARRETT 2005.8.29

Fedora3を対象にしている。機能引きコマンド、シェルプログラムまで解説されている。コマンドの本


4

OREILLY

LINUXクックブック

CARIA SCHRODER 200510.5

Red Hat系とDebian系を対象にしている。ドキュメントの探し方からプログラムのインストール、ユーザー管理、メンテナンス、ネットワークの設定等が詳しく解説されている。MS Windows XPパソコンとの連携も解説されている。ちょっと古く感じる。でも、Linuxを使うためのノウハウが学べて良かった。(おすすめ)


5

OREILLY

SELINUXシステム管理

BILL MCCARTY 2005.3.25

Linuxのセキュリティ対策ソフトのSELinuxの解説本、インストールから設定の仕方まで記載されている。Red Hat系とDebian系のディストリビューションを対象にしている。


6

OREILLY

LINUXサーバーHACKS

Rob Flickenger 2003.11.28

Linuxのサーバーを管理する解説本です。


7

OREILLY

LINUXサーバーHACKS 2

Bill von HagenBrian K.Jones 2006.10.19

Linuxのサーバーを管理する解説本です。


8

OREILLY

LINUXシステム管理

Tom AdelsteinBill Lubanovic 2007.11.13

Linuxのサーバーを管理する解説本。Debianを対象にしています。


9

OREILLY

LINUXネットワーク管理

TONY BAUTTS等 2005.11.15

主にネットワークの設定が書かれており、少しサーバーについて解説されている。



6.資格試験の書籍

 LPIC(Linux Professional Institute Certification)は世界共通の国際認定制度で、公正なLinuxスキルの判断基準として国際的に認められています。level-1からlevel-3まで難易度が分かれ、取得者数も多くLinux関連の資格の中でも最もポピュラーな資格となっています。


1

EXAMPRESS

Linux教科書 LPICレベル1 4

リナックスアカデミー 2009.5.12

Red Hat系、Debian系を標準としてインストールからコマンドの操作、アプリケーションのインストール等、初歩的な内容です。Linuxの「教科書」と言っているだけに体系的に作られており、各項目の終わりに練習問題があり段階的に解説されている。教材としてCent OS5.2Debian GNU/Linux4.0iStudyLEという模擬試験ソフトも付属する。内容はRed Hat系とDebian系を扱っている。


2

EXAMPRESS

Linux教科書 LPICレベル2


未入手


3

EXAMPRESS

Linux教科書 LPICレベル3


未入手



7.サーバーについての書籍

 サーバーについての書籍で入手したものは各ディストリビューションごとの書籍とかぶってしまいます。パソコンで機能をネットワーク上に提供するものをサーバーと言っています。


1

秀和システム

これならわかる!Linuxサーバー入門講座

水口克也 2011.12.24

Linuxの概要からコマンドの使い方まで、段階的に内容を提示する事により、理解しやすく勉強になる。また、つまずいても、どこでつまずいたか自分で解るように作られていてとても良い。でも、内容が限定され物足りなさを感じる。教材はCent OS 6.0です。

優良サイトの紹介があり次の通り

美女Linux http://bijo-linux.com

Linux大学 http://www.linux-u.com


2

秀和システム

Linuxネットワークサーバ構築編

長岡秀明 2010.11.5

各サーバーでやりたい事から引く解説書、対象はCent OS 5.0、良くまとまっている。


3

Ohmsha

Linuxサーバ&Windowsクライアント入門

茅野昌明 2005.11.25

サーバーは、Vine Linux2.6WindowsXPを使っています。VineLinuxを使っている記事が載る事は珍しいとおもいます。LANの規模は比較的小さいものを想定している。


4

日経Linux

Ubuntuで作るLinuxサーバー

2009.1.20

Ubuntu8.10を使ってサーバーを作る話を解説されている。簡潔に書かれているため、さらに詳しい話は、他の書籍をみる必要です。


5

日経Linux

誰でもLinuxサーバーを超簡単に作れる本

2010.3.20

Cent OS5.4Fedora12を使って最新のサーバーを作る。簡潔に書かれているため、さらに詳しい話は、他の書籍をみる必要です。


6

日経Linux

知識ゼロから始めるLinuxサーバーの作り方

2012.1.10

新しいサーバーの話が載っています。参考になりますが簡潔に書かれている。Ubuntu11.10を使っています。


7

インプレス

できるLinuxサーバー構築編

辻秀典 他 1999.4.1

教材は、Rad Hat Linux5.2Linuxのインストールからサーバーの設定まで段階的に解説されていて解りやすい。古いのが残念。


8

インプレス

できるLinuxサーバー活用編

辻秀典 他 2000.1.1

サーバーの活用方法について解説。段階的に書かれていて解りやすいが古いのが残念。


9

工学社

インターネットサーバ構築術Linux

1999.1.15

教材は、Slackware3.6.0が付属。サーバを構築するまで解説。GUIを使っていないサーバなので活字だらけで読みにくく難しい。古いのが残念。


10

CQ出版

Linux高信頼性サーバ構築ガイド

笠野英松 2009.5.15

対象はCentOS5.1です。内容はサーバを構築した後にさらに手を加える内容です。上級者向けです。


11

秀和システム

Linuxで作るアドバンスドシステム構築ガイド

デージーネット 2009.12.10

対象はCentOS5RHEL5です。タイトルから解るようにさらにサーバの性能を向上させるための内容です。上級者向けです。



8.Samba(サンバ)について

 Sambaは、MS WindowsパソコンとLANで繋ぐ時にLinuxパソコンにインストールして使われるプログラムです。最新版は、Samba 3.6.3です。普通にデスクトップパソコンとして使う場合にも機能を提供するパソコンは、サーバー扱いになり、機能を利用する側は、クライアントになります。クライアント・サーバーの考え方です。MS Windowsパソコン同士をLANで繋ぐとフォルダを共有してLAN上に公開したらサーバーとして機能することとなり、他のパソコンからアクセスしたら、アクセスしたパソコンは、クライアントになります。Sambaは、LinuxパソコンでフォルダをLAN上に共有する時に使われます。


1

技術評論社

サーバ構築の実例がわかるSamba[実践]入門

高橋基信 2010.11.5

対象は、Cent OS5.4Dbian5.0FreeBSD8.0LANMS Windows7までを接続します。内容としては、新しい今の話です。Samba 3.0系です。


2

技術評論社

徹底解説Samba LDAPサーバ構築

武田保真 2003.12.25

Sambaの概要から始まりLDAPまでを解説。丁寧に解説されているので解りやすい。(おすすめ)


3

翔泳社

Sambaのすべて

高橋基信 2005.6.29

Samba 3.0.7LinuxRed Hat系、インストールの話は少し、Sambaを初めて動かすには物足りない。他のSambaの書籍と棲み分けをしている。いくら本が厚くても初めてでも動かせないと思われる。


4

日経Linux

SambaによるWindowsネットワーク構築ガイド

2001.12.31

教材としてMiracl Linuxが付属。LANから始まる。内容は少し古い。


5

ディーアート

Linux+SambaWindowsファイルサーバーを構築する

中村繁利 他 2003.10.30

Red Hat Linuxを使っている。説明もわかりやすく解説されている。Red HatLinuxで使えそう。


6

秀和システム

逆引きリファレンスSamba

武田保真 2009.9.1

Samba 3.4に対応している。要点がまとまっていて読みやすい。これなら自分でできそうな気がする。


7

日経Linux

セキュアなSambaサーバーの作り方

2005.11.25

教材としてMIRACLE LINUX4.0Cent OS4.1が付属しているが、記事の内容は、FedoraVineDebianを取り上げている。Samba3.0.14aを扱っている。比較的解りやすい。



9.ディストリビューションごとの書籍

 ディストリビューションとは、Linuxの種類の事を言います。Linuxには、大きく分けると系統があり、Debian系、Red Hat系と系統を分けてみていると良いようです。系統が同じであれば大体使えるようです。でも、お気に入りのディストリビューションで選ぶと古いバージョンを解説した書籍を入手して見ないといけないようです。


(1)Debian(デビアン)

 Debianというディストリビューションは、2012.2.23現在の最新版はDebian GNU/Linux 6.0.4になります。Debian用の書籍は、他のDebianLinuxでもほぼ使えます。


1

翔泳社

Debian GNU/Linux徹底入門

武藤健志 2005.8.3

教材としてDebian GNU/Linux3.1が付属しています。様々な内容が解説されていてとても良かった。(おすすめ)


2

秀和システム

Debian GNU/Linuxサーバ ルート養成講座

田鍬享 2008.8.1

Debian GNU/Linux4.0。サーバを構築、管理する話が主、内容が古い。


3

メディアテック

Debian GNU/Linuxネットワーク構築ガイド

一條博 2007.12.28

教材はDebian GNU/Linux4.0。インストールから設定するまで丁寧に解説、ネットワークを構築する本。MS Windowsのネットワークやクライアント・サーバ等も解説があり解りやすい。


4

秀和システム

最新Debian GNU/Linux完全攻略ガイド

天野正樹 2006.8.20

教材はDebian GNU/Linux3.1。インストールからGUIソフトウェアのインストール、コマンドは少し、サーバーの話も少し。ちょっと内容が古い。


5

翔泳社

Debian辞典

武藤健志 2005.5.23

Debian GNU/Linux3.1Debian GNU/Linux徹底入門」と連携している。知りたい事が調べやすい。簡潔に解説されている。


6

技術評論社

入門Debianパッケージ

やまだあきら 2006.6.1

Debianで使われているソフトウェアのパッケージ、「.debファイル」に関する書籍。Debian GNU/Linux3.1を元に書かれている。Debianを勉強するには良い本です。


(2)Ubuntu(ウブントゥ)

 Ubuntu は、Debian GNU/LinuxをベースとしたDebianLinuxです。Ubuntuというディストリビューションは、2012.2.23現在の最新版はUbuntu 11.10です。Ubuntuからさらに派生したディストリビューションにも使えます。

1

工学社

はじめてのUbuntu10

大村正道 2010.12.15

UbuntuDebianLinuxです。Linuxの概要から始まり教材としてUbuntu10.10を実際に使いGUIのアプリケーションを使うことに主眼をおいている。通常のデスクトップパソコンとしての使い方を解説している。Ubuntuというディストリビューションの特徴がでていて解りやすい。

 

2

Ohmsha

Ubuntu活用ガイド

小島範幸/北浦訓行 2010.6.25

UbuntuDebianLinuxです。ライブCDでパソコンにインストールしないで使えるメリットを生かしてMS Windowsパソコンのユーティリティとして使う解説書、教材としてUbuntu9.10を採用している。


3

九天社

Ubuntuサーバ構築ガイド

一條博 2007.6.13

UbuntuDebianLinuxです。Ubuntu6.10を対象にしている。サーバ構築が主だがその他の事も解説されており読みやすく参考になった。(おすすめ)


4

技術評論社

Ubuntu上級活用マニュアル

阿久津良和 2011.3.5

UbuntuDebianLinuxです。Ubuntu10.04を対象にしている。Ubuntuの色々な活用方法が解説されており勉強になった。Ubuntuの年に2回のバージョンアップは早いので仕方ないと思うが最新バージョンで改訂版が出ることを期待する。(おすすめ)


(3)KNOPPIX(クノーピクス)

 KNOPPIXは、Debian GNU/Linuxをベースとした軽量なDebianLinuxです。KNOPPIXというディストリビューションは、2012.2.23現在の最新版はKNOPPIX 6.7.1です。

1

Ohmsha

KNOPPIX活用ガイド

北浦訓行/久保田孝 2007.7.20

KNOPPIXDebianLinuxです。ライブCDでパソコンにインストールしないで使えるメリットを生かしてMS Windowsパソコンのユーティリティとして使う解説書、教材としてKNOPPIX5.1.1を採用している。


2

ソーテック社

KNOPPIX5.1基礎からの簡単Linuxブック

福田和宏 2007.11.20

KNOPPIXDebianLinuxです。ライブCDでパソコンにインストールしないで使えるメリットを生かしてLinuxを体験させる。HDDへのインストールやその他の活用方法も記載されている。教材としてKNOPPIX5.1.1CD版とDVD版を採用している。


(4)Cent OS(セントオーエス)

 Cent OSは、Red HatLinuxです。2012.2.23現在の最新版は Cent OS 6.2です。安定したディストリビューションということでサーバーを構築する書籍になります。

1

秀和システム

Cent OS 6 Linuxサーバ構築編

デージーネット 2011.10.25

Cent OSRed HatLinuxです。教材として付属しているのはCent OS 6です。ディレクトリと設定ファイルを図にして記載しているのが解りやすい。クライアントとなるMS Windowsの設定を詳しく書いてあります。この本を読めば一通りの事ができるようになります。また、内容も新しいので大いに参考になる。(おすすめ)


(5)Vine Linux(ヴァイン・リナックス)

 Vine LinuxRed Hat系、日本産のLinuxです。 Linuxを昔から触っている人に愛用者が多いディストリビューションです。2012.2.23現在の最新版はVine Linux 6です。

1

秀和システム

Vine Linux 4 入門キット

林雅人/伊坂銀次 2007.2.1

Vine LinuxRed HatLinuxです。Vine Linuxを理解するためには大変参考になります。インストールからソフトの使い方、設定などは理解しやすかった。新しいバージョンで改訂版がでることを期待します。


(6)Fedora(フェドラ)

 FedoraRed HatLinuxです。 2012.2.23現在の最新版はFedora16です。Red Hat系の実験的なLinuxで最新技術が使われています。

1

インプレス

できるPRO Fedora 12 Linux 完全活用編

辻秀典 他 2010.2.11

Linuxの概要からデスクトップとしての使い方からコマンド、サーバーを作るところまでです。Linuxの用途をどうするという話が入り、初心者には解りやすい。細かく適切に解説されて解りやすい。コマンドの話は少ないと思う。初心者でもこの本を使えばできそうです。(おすすめ)


(7)Caldera OPEN Linux(カルデラ・オープン・リナックス)

 過去に無料ではなく市販されていたLinuxです。現状では、もっと優れた無料のLinuxが出回っているので衰退してしまったディストリビューションです。

1

秀和システム

Caldera OPEN Linux STARTER KIT

安達昭仁 1999.12.25

教材としてCaldera OPEN Linux 2.3 LTEが付属。インストールからデスクトップパソコンとしての使い方までを解説されている。内容が古い。


(8)Turbo Linux(ターボ・リナックス)

 過去に無料ではなく市販されていたLinuxです。現状では、もっと優れた無料のLinuxが出回っているので衰退してしまったディストリビューションです。

1

工学社

Turbo Linux速攻レッスン

内田保雄 1999.4.20

インストールからデスクトップパソコンとしての使い方までを解説されている。内容が古い。


(9)Gentoo Linux(ジェンツー・リナックス)

 すべて手作業でシステムを構築していくディストリビューションです。使いこなす事が難しいといわれています。2012.2.23現在の最新版はGentoo 12.0です。

1

SOFT BANK

はじめてのGentoo Linux

田中秀樹 2004.3.31

難しいといわれるGentoo Linuxをインストールからサーバの構築まで解説している。教材はGentoo Linux 1.4でちょっと古い。



10.Linuxの雑誌

 Linuxに関する雑誌は次の通りです。内容としてはMS WindowsのユーザーがLinuxを触る事を前提とした内容になっています。あと、2012.2.23現在の流行っているディストリビューションはUbuntuが流行っています。Ubuntuについての雑誌は、年に2回バージョンアップするので4月と10月に合わせて発行されているようです。


1

日経

日経Linux


日本のLinuxに関する代表的な存在です。ライターがプログラミングもするので日経Linuxで開発されてプログラムが一般に公開された事もあります。毎月8日発売(愛読しています)


2

技術評論社

Software Design


パソコンの記事を幅広く掲載しています。Linuxに限らずBSD等も扱っています。毎月18日発売(興味がある記事の時のみ購入しています)


3

普遊舎

Linux100%


Linuxについての雑誌です。様々なLinuxについて掲載しています。発行は不定期です。(初心者向け)


4

メディアボーイ

Ubuntu120%


タイトルのとおりLinuxのディストリビューションであるUbuntuについての雑誌です。発行は不定期です。(初心者向け)


3

アスキー

Ubuntu Magazine


タイトルのとおりLinuxのディストリビューションであるUbuntuについての雑誌です。発行は不定期です。(初心者向け)



 全80冊を読んで「内容の紹介」は、独断と偏見によりました。書籍の中には、古本で発行日が古いものもありますが・・・基本的なところは変わりません。書籍で読んで雑誌で最近の状況をしるのが一番のようです。 あと、「温故知新」故きを温ねて新しきを知る・・・。年月をおって読むことにより使われていたものを知り・・・技術の進歩から未来を見ることができるのではないでしょうか?

 書籍を選ぶ時に一番大切なのは、人のアドバイスを聞くより自分で手に取り、自分に合っているかどうか確認して購入する事をお勧めします。パソコンの書籍を購入する時の参考になれば幸いです。




参考URL

Ohmsha http://www.ohmsha.co.jp/

秀和システム http://www.shuwasystem.co.jp/

西東社 http://www.seitosha.co.jp/

技術評論社 http://gihyo.jp/book

共立出版 http://www.kyoritsu-pub.co.jp/

小学館 http://www.shogakukan.co.jp/

NTT出版 http://www.nttpub.co.jp/

日経Linux http://itpro.nikkeibp.co.jp/linux/

日本実業出版社 http://www.njg.co.jp/

SoftBank http://www.sbcr.jp/

リックテレコム http://www.ric.co.jp/telecom/

工学社 http://www.kohgakusha.co.jp/

OREILLY http://www.oreilly.co.jp/index.shtml

翔泳社 http://www.shoeisha.co.jp/

ディーアート http://www.dart-books.co.jp/
メディアテック http://www.media-tek.co.jp/

九天社 http://www.9-ten.com/

インプレス http://www.watch.impress.co.jp/

EXAMPRESS http://exampress.jp/

CQ出版社 http://www.cqpub.co.jp/

メディアボーイ http://www.mediaboy.co.jp/

アスキー http://ascii.jp/biz/

inforest http://infor.co.jp/

色々

1