20131018

兵ちゃん



メモリーのテストプログラム、Memtest86+について

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 パソコンの調子が悪くてメモリーが悪いのでは?と思った事があるのではないでしょうか・・・そんな時にメモリーをプロレベルでチェックする無償のプログラムがMemtest86+です。今回はMemtest86+について紹介したいと思います。



1.Memtest86+の概要

 「Memtest86+」は、本家であるChris Brady氏が開発、更新していた「Memtest86」が一時停止して開発、更新が止まった事からSamuel Demeulemeester氏が分派して開発、更新を始めた物が「Memtest86+」になります。現在では、両方とも開発、更新が進められていて同じバージョンならおおよそ同等機能だと思って良いと思います。ただ、どちらかと言うと「Memtest86」より「Memtest86+」の方がバージョンアップやハードウェアの対応が良くなっています。今回の最新バージョンであるバージョン「5」も20130928日現在では、「Memtest86」では、ベータ版を公開していて「Memtest86+」の方は、バージョン「5.01」を20130927日に更新されたばかりで「Memtest86+」の最新版を使う事ができるという状況でした。



2.Memtest86+仕組み

 Memtest86+仕組みは、メモリーアドレスにテストパターンを書き込みをした後に読み取ってエラーが無いか確認していくプログラムになっています。仕組みとしては簡単な方法だと思います。あと、Memtest86+は、インストール不要なため、フロッピーディスク、CD-ROMUSBメモリから起動してプログラムを実行するという使い方をします。



3.Memtest86+の入手

 Memtest86+を入手するには、次のホームページにアクセスしてダウンロードします。ダウンロードするには、「-= Download (Pre-built & ISOs) =-」の項目の最新バージョンの「** Memtest86+ V5.01 (27/09/2013)**」の中の「Download - Pre-Compiled Bootable ISO (.zip)」をクリックしてダウンロードします。MS Windows 7 のパソコンの場合は、このファイルは「.zip」の圧縮ファイルになっているのでエクスプローラで保存したフォルダへ行き、「memtest86+-5.01.iso.zip」ファイルを右クリックして「すべて展開」をクリックして解凍します。解凍ができると「memtest86+-5.01」というフォルダが出来て中に「memtest86+-5.01.iso」というディスクイメージファイルがあらわれます。生CD-Rをドライブにセットし、右クリックして「ディスクイメージファイルの書き込み」をクリックるとCD-Rに書き込みが始まります。書き込みが終わると起動できるCD-Rのディスクができあがります。


Memtest86+ URL http://www.memtest.org/



5.Memtest86+を使ったメモリーテスト

 先ほど作ったCD-RのディスクをCD-ROM/BD-ROMにセットして再起動をします。再起動してBIOS/UEFIの表示がされたら起動ドライブをCD-ROM/BD-ROMから起動するを選択してCD-ROM/BD-ROMから起動します。起動する方法は、パソコンごと違うため、パソコンやマザーボードの取説を参照してください。CD-ROM/BD-ROMから起動できるとMemtest86+が起動して自動的にハードウェアを認識してから自動的にメモリーのチェックが始まります。 Memtest86+ V5.01の起動画面は次のようになります。なお、「c」キーを押すと「configuration」のメニューが表示されて設定等を変える事ができます。あと、全部Testして全部Passするのを10回繰り返して異常なし、OKと判定するのが定説になっていて時間がかかります。理由は電源装置の出力電圧の変動があるという事から繰り返してテストをするそうです。



2013.09.28 Memtest86+ V5.01の作動画面



6.メモリーの判定

 メモリーのエラーは、次のような赤い表示がされます。過去にMemtest86+ V4.00でメモリーのテストをした時に検出したエラーは「failing」として検出されて状況は次の写真になります。赤い表示でfailingとしてPassしなかったと表示されます。故障の判定は、この時点でメモリーのアウトになります。しかし、メモリーのエラーは、メモリーが接続されているマザーボードのチップセットに不具合がある場合でもメモリーのエラーとして検出される事があり、メモリーを良品と交換してもエラーが出る場合は、マザーボードの交換が必要になる事が考えられます。あと、Memtest86+で気が付いた点は、BIOS/UEFIでメモリーをカウントして正常と認識してもMemtest86+でテストをするとメモリーの不良を検出してくるほど強力なチェックをします。さらにメモリーの取り付け不良、取り付け不完全状態でもエラーとして検出します。


2010‎.0‎8.‎24 Memtest86+ V4.00で検出したエラー



7.考察

 Memtest86+は、無料で使用でき、操作も簡単でしかも強力なメモリーテストができます。さらに静電気で破壊されたメモリーのチェックにも応用できます。パソコンの部品を扱ってメモリーの品質を保証するのにもってこいのプログラムだと思います。




 今回の内容はMemtest86+についてでしたが、強力なテストプログラムだと思います。現にメモリーの不良を検出するとMemtest86+の良さがわかると思います。怪しいところを正確に判定してくれる物なのでパソコンを自作したりメモリーの取り付けをした時のチェックとしては欠かせない物ではないでしょうか・・パソコンの組み立て等のレベルアップに繋がれば幸いです。



参考URL

Memtest86 URL http://www.memtest86.com/

Memtest86+ URL http://www.memtest.org/

色々

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