20140118

兵ちゃん


DELL Latitude E5530の故障診断について


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 パソコンと言えばいつかは故障する事があります。MS Windowsが壊れたか、ハードウェアのパソコン本体の故障かを切り離さなければいけません。MS Windowsが壊れたら再インストールし、パソコン本体が壊れたら部品交換かメーカー修理となります。そこで今回は、メーカー製ノートパソコンのDELL Latitude E5530を使ったハードウェアの故障診断について紹介したいと思います。



  1. 故障診断前に知っておきたい事

故障診断の前にパソコン内部を触る事があるかもしれないので静電気対策について知ってく必要があります。DELL Latitude E5530のオーナーズマニュアルに次のような記載があります。


注意: 静電気による損傷を避けるため、静電気防止用リストバンドを使用するか、またはコンピューター の裏面にあるコネクターなどの塗装されていない金属面に定期的に触れて、静電気を身体から除去して ください。

注意: コンピューターの内部に触れる前に、コンピューターの裏面など塗装されていない金属面に触れ、 静電気を除去します。作業中は定期的に塗装されていない金属面に触れ、内部コンポーネントを損傷する恐れのある静電気を放出してください。

注意: コンポーネントとカードは丁寧に取り扱ってください。コンポーネント、またはカードの接触面に 触らないでください。カードは端、または金属のマウンティングブラケットを持ってください。プロセ ッサーなどのコンポーネントはピンではなく、端を持ってください。



  1. オーナーズマニュアルによるDiagnostics(診断)

Diagnostics」又は「Diag」とは「診断」の事を言いますが、パソコンの場合は、パソコンの故障個所の診断する事を言います。DELL Latitude E5530のオーナーズマニュアルには次のようになります。


  1. デバイスステータスライト

デバイスステータスライトとは、パソコン本体に付いているLEDによって診断が行われます。


1

コンピュータに電源を入れると点灯し、コンピュー タが省電力モードの場合は点滅します。

2

コンピュータによるハードディスクのデータの読み書きの際に点灯します。

3

点灯または点滅によって、バッテリーの充電状態を示します。

4

無線LANのワイヤレスネットワークが有効になると点灯します。


  1. バッテリーステータスライト

 コンピュータがコンセントに接続されている場合、バッテリーライトは次のように動作します。


1

黄色と青色が交互に点滅

認証またはサポートされていない、デル以外の AC ア ダプタがラップトップに接続されている。

2

黄色が短く、青色が長く交互に点滅

AC アダプタに接続されており、一時的なバッテリー の不具合が発生した。

3

黄色が連続的に点滅

AC アダプタに接続されており、バッテリーに重大な 障害が発生した。

4

消灯

AC アダプタに接続されており、バッテリーがフル充 電モードになっている。

5

白色の点灯

AC アダプタに接続されており、バッテリーが充電モ ードになっている。



3.セットアップユーティリテイの診断

 オーナーズマニュアルには記載がありませんが、セットアップユーティリテイでの診断があります。セットアップユーティリティでの診断は、UEFIの機能を使ったパソコン診断「ePAS Pre-boot System Assessment」と言い、インターネットの回線は不要で、パソコン本体さえあればOSを起動せずハードウェアの故障個所のみを特定する為の診断ができるため極めて有効な方法です。検査項目や手順は、次のようなものがあります。


  1. 検査項目

 検査項目は次のようになりますが、この項目だけで診断すれば肝心なところをおさえているので事足りると思います。


Cables


Notebook Panel

液晶ディスプレイ

Hard Drive 0

ハードディスク

OS Boot Path 0

インストールされているOSのブートマネージャー

Video Card

ビデオカード

Primary Battery

ノートパソコン等の場合

Charger

バッテリーの充電器

Processar Fan

CPUファン

System Management


Processar

CPU

Memory

RAM


  1. 診断の手順

  「ePAS Pre-boot System Assessment」の診断手順は次のようになります。

1

パソコンの電源を入れると同時にファンクションキーを押して「セットアップユーティリテイ」を起動する。

2

セットアップユーティリテイが表示される。

3

方向キーで「Diagnostics」を選択し「Enter」キーを押す。

4

自動的に診断が始まる。故障個所が検出されたらメッセージが表示され故障個所が無いOKの場合は特に表示されません。

5

終了するには「Esc」キーを押してチェックを終了して「Exit」をマウスでクリックするとパソコンが再起動されます。



4.インターネットを使った診断

インターネットを使った診断は、「PC-Doctor」と言いますが、まずは、Dellのユーザーサポートのページにアクセスします。診断の途中で「My Dell」というユーティリティ等のインストールをしなければなりません。あまりソフトをインストールしたくない人にはお勧めできません。それでも、ソフトウェアを診断できるので有効ではないかと思います。


  1. PC-Doctor」診断内容

 「PC-Doctor」診断内容については、次のようになります。



診断名

診断内容

1

クイック

クイックシステム診断

クイックテスト診断では、システムを分析して、全体的なパフォーマンスの問題の解決や、ハードディスク、メモリ、CPU、光学ドライブ、ビデオカードなど、最も一般的なハードウェアの問題の特定を行います。

注意: クイック診断では、システムに影響するすべての問題を特定できない場合があります。クイックスキャンで問題を特定できない場合は、問題を解決するため、完全版の診断ツールを選択するか、症状診断ツールを使用することができます。

2

完全

完全な診断

完全なシステム診断では、システム全体を分析し、ハードウェアコンポーネント、ソフトウェア、および全体的なパフォーマンスに関する問題を特定します。デルのPC診断プログラムは、一般的な問題について解決を試みます。完全なシステム診断には、システム立ち上げ時に発生するブルースクリーン問題をチェックして予防的処置を推奨するアナライザも含まれています。

3

症状

現象による診断

システムに特定の症状が現れている場合は、リストから該当する項目を選択してください。症状テストは、最も一般的な障害点を特定して、その問題に対処できるように設計されています。

4

ハードウェア

ハードウェアの診断

このハードウェア診断ツールを使うと、ハードウェアを分析して、パフォーマンスに影響を与える可能性のある問題点を特定できます。一般的な問題については、デルのPC診断プログラムが自動解決を試行します。

5

ソフトウェア

ソフトウェアの診断

このソフトウェア診断ツールは、システムを分析して、ウイルス対策、マルウェア対策、スパイウェア対策のソフトウェアが最新の状態になっているかどうかを確認します。

さらに、このツールではアナライザを実行して、ファイルシステムでエラーが起こっていないか調べます。ツールでの分析結果に基づき、トラブルシューティングツールを実行して、エラーの解決にあたることもできます。

注意: ソフトウェアのタイプや大きさによっては、ソフトウェア診断に510分程度かかることがあります。


(2) インターネットを使った「PC-Doctor」の診断方法

まずは、「Dellユーザーサポート URL http://www.dell.com/support/my-support/jp/ja/jpdhs1?c=jp&s=dhs&cs=&l=ja」にアクセスします。


1

パソコン本体貼られているサービスタグを入力して「送信」をクリックする。

2

ページが変わりパソコンの型番が表示されます。

3

「問題の診断」をクリック、「デルのPC診断へアクセス」をクリックします。

4

PC-Doctor」が表示されて診断を選択できます。決まったら右下の「診断を実行」をクリックすると診断が始まります。



5.考察

 ユーザーサポートも3段階ものパソコン診断で対応する事はDellのユーザーサポートに重点を置いている事が良くわかります。エンドユーザーとしては、この様な対応は、歓迎したいと思います。

パソコンの故障診断も少なくともOSとハードウェアとを分離できる事で、どう対処するかを決める事ができます。自分でOSをインストールし直すか、部品交換が必要でメーカーサポートに頼るかを判断する時の基準になると思います。






 今回の内容は「DELL Latitude E5530の故障診断について」でしたがエンドユーザーに対してUEFIの機能を使ったパソコン診断の「ePAS Pre-boot System Assessment」は、ハードウェアを専門に見ているのでハードウェアとOSとを切り離して診断できるため、有効だと思います。今後もこういった製品を引き続いて販売してほしいものです。パソコンが故障した時の診断に役立てば幸いです。





参考URL

Dellユーザーサポート URL http://www.dell.com/support/my-support/jp/ja/jpdhs1?c=jp&s=dhs&cs=&l=ja

オーナーズマニュアル latitude-e5530_Owner's Manual_ja-jp.pdf

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